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誰も教えてくれないテレアポの掟。辛いから楽しいへ

そろそろ、4月から働き始めた新入社員達が配属される頃だ。

 

営業職に就いた方、特に新規開拓の営業は特に、「テレアポ」の業務を行っていることだろう。

 

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新規開拓の営業を行う上で、お客さんとファーストコンタクトを取るための手段として、テレアポは欠かせない仕事だ。

 

そして、同時にこのテレアポが「退屈」「キツい」「難しい」という三重苦であり、新入営業社員にとって最初の難関となる。

 

実際、毎年のように「新入社員がテレアポがキツくて辞めた」という話を耳にする。

 

そこで、この記事ではどこにも書いていないテレアポの掟をお伝えする。これを実践すれば、あなたは営業社員として素晴らしいスタートを切ること間違いなしだろう。

 

商材を知り尽くし、そして愛せ。

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これはメンタル面の障壁を乗り越えるための掟である。テレアポが精神的に大変だと感じる理由は主に3つある。

 

「相手に色々と突っ込まれたらどうしよう。」

「忙しいところ電話してしまって、相手に申し訳ない。」

「このまま、ずっと断られ続けるのは怖い。」

 

そして、自身の商材を知り尽くし、愛することで、これらのメンタル面の困難を克服することができる。

 

知識が豊富であれば、お客さんの疑問や突っ込みに的確に答えることが出来る。

 

商材を愛していれば、電話で商品を売り込むことは「社会貢献」と考えることが出来る。

 

知識と商品への愛が確立出来ていれば、「素晴らしい商品なのだから、いつか共感し購入してくれる人がいるはずだ。」と断られる恐怖も克服することが出来る。

 

商材の知識と商品への愛が欠落してしまうと、自信とモチベーションが伴わない。

 

そして、その後ろ向きなメンタルはお客さんに簡単に伝わってしまうのだ。

 

そんな営業から商材を購入しようとは誰も思わないだろう。

 

とにかく知識と愛を一刻も早くつけ、堂々とイキイキとした営業になろう。

 

テレアポはとても良い機会になるはずだ。

 

テレアポをする時は立ち上がろう

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もし可能なのであれば、座って電話をするのではなく、立ってテレアポをするのが良い。

 

そして、まるで目の前にお客さんがいるかのように、真っ直ぐ前を見つめ、お辞儀をし、ボディランゲージを交えてトークをするのだ。

 

今、あなたはテレアポをする時に言葉選びや言葉使いにあまりにも注力してしまってはないだろうか。

 

確かにお客さんに対しての話し方は分かりやすく丁寧でなければならない。特に法人相手であれば尚更である。

 

しかし、一方でコミュニケーションにおいて言葉の与える影響が意外にも小さいことも分かっている。

 

26歳で年収49億円を稼ぎ出したという営業マンのジョーダンベルフォート氏は、コミュニケーションにおける「言葉」の重要性は9%程しかないとしている。

 

そして、最も重要なのは「トナリティー(声の調子)」であり、コミュニケーションの50%が、このトナリティーに影響されるという。

 

しかし、相手に好印象を与える声の調子というものは、小手先のテクニックで身につけられるものではない。

 

真っ直ぐと立ち、足の裏から地球のエネルギー受け取り、身振り手振りで体全体からそのエネルギーを放出する。

 

そうすることで、お客さんはあなたの本当の「自信」「熱意」「誠意」というものを感じるのだ。

 

だから、是非立ち上がってテレアポをして欲しい。必ずやあなたの想いは伝わるだろう。

 

お客さんの名前を覚えろ。そして問いかけるのだ。

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テレアポ初心者にありがちなテレアポとして、「トークスクリプトを読みだけになっている。」というものがある。

 

お客さんは、ただでさえ営業電話を受けるのを嫌うのに、いかにも新人営業がスクリプトを読んでいるだけのトークなんて尚更聞きたくはない。

 

リストから無作為に電話をしている感が丸出しだからだ。

 

「あなたに」話を聞いて欲しくて、電話をしたんですよ。という姿勢がお客さんに伝わらなければ、アポイントを取ることは出来ない。

 

そこで、誰もが簡単にすぐにでも出来る方法を紹介しよう。

 

それは、「お客さんの名前」をトークの中にさり気なく盛り込むことである。

 

例えば、「御社」という部分は「○○(企業名)様」にし、「担当者様」、「ご本人様」の部分は「○○(相手の名前)様」というトーク構成にする。

 

そうすることで、不特定多数に電話することを想定して作られた無機質なトークスクリプトは、一気にお客さん専用のオリジナルトークスクリプトに生まれ変わるのだ。

 

お客さんはあなたのトークに引き込まれ、あなたと会って話してみたいと感じることだろう。