退職を告げる前に心掛けた6つのチェックリスト
「今の環境ではワクワクしない。」
「新しいチャレンジをしたい。」
「もっとスキルアップ出来る仕事に出会いたい。」
様々な理由から退職を考えることがあるだろう。
今の職場を離れて、新しい環境へ飛び込むことは良いことだが、中途半端な気持ちで退職をしてしまうと、その決断に後悔してしまったり、人間関係の悪化に繋がることもある。
そこで、私が実践した失敗しない退職をするための8つのチェックリストを用意したので、ぜひ試してみていただきたい。
- 退職が目的にはなってないか。
- 上司に申し訳ないという気持ちはないか。
- 退職は情けないことだと感じていないか。
- どんなに熱心な説得にも動じない覚悟はあるか。
- パートナーは納得、応援してくれているか。
- 退職後の新しいチャレンジにワクワクしているか。
退職が目的にはなってないか。
一度なんらかの理由で退職したいという気持ちが生まれると、とにかく退職したいという気持ちが先行してしまうことがよくある。
そうすると、今の仕事に前向きな気持ちで取り組めなかったり、次のキャリア選択を焦って納得した仕事に就けない可能性が高い。
そのような事態を避けるためには、一度退職して何をしたいのかを明確にしてみることが大切だ。
上司に申し訳ないという気持ちはないか。
今までお世話になった上司に申し訳ない、という気持ちがあると、退職の理由をごまかしてしまったり、前向きに次のキャリアと向き合えなくなってしまう。
自分の人生は自分で責任を持つという自覚を持つことで、上司への申し訳なさはスッと消えることだろう。
退職は情けないことだと感じていないか。
退職することで、周囲から「あいつは今の環境から逃げ出した」「裏切り者だ」と思われるのではないか、という気持ちがあるかもしれない。
そのような後ろめたい気持ちがあると、その周囲のネガティブな目線に反抗するかのように退職理由を必要以上に職場のせいにしてしまいがちである。
そうすると退職までの間の業務に支障がでたり、退職後に良い関係が築けなかったりする。
もし後ろめたいという気持ちがあるなら、上司に一度相談するなどして、前向きなら気持ちで退職できるようにしよう。
どんなに熱心な説得にも動じない覚悟はあるか。
もしあなたが優秀なビジネスマンだとしたら、必ずあなたの上司は退職しないようにあなたを説得することだろう。
また、部下が辞めてしまったという事実は、上司のマネジメントスキルが問われるため、やはりあなたの退職を阻止しようとするはずだ。
いずれにせよ、ほとんどの場合、あなたはすんなりと退職させてもらえないことを覚悟しなければならない。
情に訴えかけてきたり、退職後の不安を煽ったり、論理的に諭したり、条件の改善を提示するなど、あらゆる説得のパターンを想定して、それでもあなたは自分の退職の意思を曲げない覚悟があるかを今一度確認しておこう。
パートナーは納得、応援してくれているか。
今の職場を退職すれば、全く新しい人生がスタートすることとなる。
あなたはポジティブな気持ちで、今後の人生のビジョンが見えていることだろう。
しかし、あなたのパートナーが必ずしもあなたと同じ気持ちとは限らない。
人生を共に歩むパートナーとして決してあなたの退職は人ごとではないはずだ。しかも、パートナーはあなたとは違いあなたの人生のビジョンが100%明確に見えているわけではない。その分、不安な気持ちも誰よりも強いだろう。
だからあなたは、パートナーとのビジョンの共有を疎かにせず、今後のキャリアを十分に理解して、応援してもらえる状態になってから退職するべきなのだ。
退職後の新しいチャレンジにワクワクしているか。
これが一番重要なことである。今の職場はあなたの理想を叶えるためには、適していない職場だったかもしれない。
だからこそ、次のキャリアは少しでもあなたの夢や目標に近づくことを期待していることだろう。
人生は選択の連続である。その1つ1つの下した決断に責任を持つ。そして、その分必ずワクワクするものにならなければならないのだ。