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人生に焦りを感じるのは成功への通過儀礼だ。クォーターライフクライシスとは?

「自分の人生はこのままでいいのだろうか?」

「早く何者かにならなければ!」

などと人生に焦りを感じたことはないだろうか。

実は、その感覚はクォーターライフ・クライシスと呼ばれ、私たちの人生を1つ上のステージに引き上げるためのチャンスなのだ。

 

 

クォーターライフ・クライシスとは?

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クォーターライフ・クライシスとは人生の4分の1を過ぎた頃、つまり20代前半から30代前半にかけて、仕事や恋愛など自分の生き方に疑問や焦りを感じることを指す。

10代の頃に抱いていた理想の大人像とのギャップや周りの同世代とのギャップに苦しみ「自分の人生はこれで正しかったのだろうか?」という後悔や、「なりたい自分になれないまま人生を終えてしまうのではないか?」という不安が押し寄せてくる。

人によっては、この時期に人生最大の挫折を味わうという。

しかし、安心してほしい、というのもクォーターライフ・クライシスは誰にでも訪れるものであり、必ず乗り越えられるものなのだから。

そして、この時期の挫折感が強かった人ほど、その後の人生で獲得する成功が大きな物になるとも言われているのだ。

 

クォーターライフ・クライシスの5つの段階

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心理学者のオリバー・ロビンソン博士はクォーターライフ・クライシスを次の5つの段階に分けた。

①仕事、恋愛、あるいはその両者において、自分がした選択のせいで、閉じ込められてしまったように感じる。いわゆる「自動操縦」状態。
②「ここから抜け出さなければ」と感じ始め、思い切って飛び出せばなんとかなるのでは、という思いが募ってゆく。
③仕事を辞めたり、恋愛関係を終わらせたりして、自分を閉じ込めていたと感じるものと決別する。あらゆるものから距離を置き、自分が誰であり、何をしたいのかを見つけるための「タイムアウト」状態に入る。
④ゆっくりと、だが着実に、人生を再建し始める。
⑤自分の関心や目標に合致したことに、熱意をもって取り組むようになる。

私は現在20代後半という年齢で、今まさにこの時期の真っ最中と言える。上記の段階と私の人生を照らし合わせると次のように表すことができる。

 

①営業職に就いたが、今後の自分の人生ビジョンにマッチしていない。自分の好きなことを収益化するスキルや、場所や時間にとらわれない生き方をするためのスキルが欲しい。

②今の仕事を辞めて、クラウドソーシングや知り合いから仕事を貰いながら、ブログ、Webサービスを立ち上げることで少しずつ自分の力で生きていく力がつくのではないか?

③会社という組織を離れてフリーランスとなる。自分の価値観に否定的な友人、知人、家族とは一旦距離を置き、自分自身が本当にやりたいことを余計なノイズ抜きに考え抜いた。

④フリーランスという生き方に慣れてきた。仕事の捌き方にメリハリをつけれるようになり、単価上げ交渉も出来るようになったため、収入が安定してきた。

そして、ブログやWebサービスの立ち上げに時間を割けるようになってきた。

⑤まだ、このフェーズには達していないが、確実に辿り着けると確信している。

 

20代前半から30代前半の辛い時期を抜け出すための3つの行動

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さて、クォーターライフ・クライスが誰にでも訪れるものであり、必ず抜け出せるものだと分かったとしても、その時期を無為に過ごすだけでは不安が募る一方だ。

そこで、私を含め私の周りの人達に共通する人生の焦りからの抜け出し方を紹介する。

 

人と比べることをやめる。

前述した通り、「このままでいいのだろうか」という焦りは、同年代の他人と今の自分とを比較して生まれるものであるケースが多い。

そんな時だからこそ、「自分にとっての幸せ」を改めて考えるべきなのである。

その比較対象の姿は、私たちにとっての幸せなのだろうか。きっと違うはずだ。

今一度「自分にとっての幸せ」を再定義し、その幸せと自分の行動との整合性を高めていく作業を行うことで、少しずつ不安な気持ちが消えていくことだろう。

 

やりたいことがない!から脱却する。

「今やっていることがワクワクしない。」という感情もクォーターライフ・クライスの原因になり得る。

「この仕事を続けてキャリアアップしても、なりたい自分像とは程遠い。」

そんな気持ちでは、仕事に身が入らないし、成果も上がらず、不安や焦りを覚えるのは当然のことだろう。

かといって、特にやりたいことがない。というのが本音だろう。

だから、やりたくない仕事でも消去法で選ぶしかない。

しかし、本当にそうだろうか。本当にやりたいことがないのだろうか。

一生暮らしていけるだけのお金があったら?

どんなことでも、絶対に成功する確証を得られたら?

きっと、そんな状況ならやりたいことがあるはずだ。

メジャーリーガーになる。という子どもの頃に諦めてしまった夢でもいい。

一度しかない人生。やりたいことに蓋をせずに、ワクワクした気持ちで取り組めることに挑戦したい。

焦りの気持ちなんてすぐに吹き飛ぶことだろう。

 

不安を原動力に突っ走る。

この列車に乗ったままだと、いつか谷底に落ちてしまう。

そんなことが分かっている状況であるならば、どんなに危険でも私たちにとって列車から飛び降りることが最善策だろう。

不安や焦りの気持ちは非常に力強い原動力である。この気持ちをチャンスだと思って行動を起こしてみるのも1つの手である。

 

まとめ

・20代前半から30代前半に感じる人生の焦りのをクォーターライフ・クライスと呼ぶ。

・クォーターライフ・クライスは誰にでも訪れるものであり、誰もが乗り越えられるものである。

・人と比べることを辞め、やりたいことに向き合い、不安を原動力にすることで、人として1つ上のステージに上がることが出来る。

退職を告げる前に心掛けた6つのチェックリスト

「今の環境ではワクワクしない。」

「新しいチャレンジをしたい。」

「もっとスキルアップ出来る仕事に出会いたい。」

様々な理由から退職を考えることがあるだろう。

今の職場を離れて、新しい環境へ飛び込むことは良いことだが、中途半端な気持ちで退職をしてしまうと、その決断に後悔してしまったり、人間関係の悪化に繋がることもある。

そこで、私が実践した失敗しない退職をするための8つのチェックリストを用意したので、ぜひ試してみていただきたい。

 

 

退職が目的にはなってないか。

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一度なんらかの理由で退職したいという気持ちが生まれると、とにかく退職したいという気持ちが先行してしまうことがよくある。

そうすると、今の仕事に前向きな気持ちで取り組めなかったり、次のキャリア選択を焦って納得した仕事に就けない可能性が高い。

そのような事態を避けるためには、一度退職して何をしたいのかを明確にしてみることが大切だ。

 

上司に申し訳ないという気持ちはないか。

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今までお世話になった上司に申し訳ない、という気持ちがあると、退職の理由をごまかしてしまったり、前向きに次のキャリアと向き合えなくなってしまう。

自分の人生は自分で責任を持つという自覚を持つことで、上司への申し訳なさはスッと消えることだろう。

 

退職は情けないことだと感じていないか。

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退職することで、周囲から「あいつは今の環境から逃げ出した」「裏切り者だ」と思われるのではないか、という気持ちがあるかもしれない。

そのような後ろめたい気持ちがあると、その周囲のネガティブな目線に反抗するかのように退職理由を必要以上に職場のせいにしてしまいがちである。

そうすると退職までの間の業務に支障がでたり、退職後に良い関係が築けなかったりする。 

もし後ろめたいという気持ちがあるなら、上司に一度相談するなどして、前向きなら気持ちで退職できるようにしよう。

 

どんなに熱心な説得にも動じない覚悟はあるか。

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もしあなたが優秀なビジネスマンだとしたら、必ずあなたの上司は退職しないようにあなたを説得することだろう。

また、部下が辞めてしまったという事実は、上司のマネジメントスキルが問われるため、やはりあなたの退職を阻止しようとするはずだ。

いずれにせよ、ほとんどの場合、あなたはすんなりと退職させてもらえないことを覚悟しなければならない。

情に訴えかけてきたり、退職後の不安を煽ったり、論理的に諭したり、条件の改善を提示するなど、あらゆる説得のパターンを想定して、それでもあなたは自分の退職の意思を曲げない覚悟があるかを今一度確認しておこう。

 

パートナーは納得、応援してくれているか。

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今の職場を退職すれば、全く新しい人生がスタートすることとなる。

あなたはポジティブな気持ちで、今後の人生のビジョンが見えていることだろう。

しかし、あなたのパートナーが必ずしもあなたと同じ気持ちとは限らない。

人生を共に歩むパートナーとして決してあなたの退職は人ごとではないはずだ。しかも、パートナーはあなたとは違いあなたの人生のビジョンが100%明確に見えているわけではない。その分、不安な気持ちも誰よりも強いだろう。

だからあなたは、パートナーとのビジョンの共有を疎かにせず、今後のキャリアを十分に理解して、応援してもらえる状態になってから退職するべきなのだ。

  

退職後の新しいチャレンジにワクワクしているか。

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これが一番重要なことである。今の職場はあなたの理想を叶えるためには、適していない職場だったかもしれない。

だからこそ、次のキャリアは少しでもあなたの夢や目標に近づくことを期待していることだろう。

人生は選択の連続である。その1つ1つの下した決断に責任を持つ。そして、その分必ずワクワクするものにならなければならないのだ。

 

正しい「多動力」を身につけ、実践・活用するための方法とは。

実業家の堀江貴文さん著の本の題名でもある「多動力」という言葉が、普及していくにつれて、「多動性」というもともとはマイナスのイメージだった特性が1つの能力として市民権を得てきている。

しかし、この風潮を鵜呑みにして、とにかく行動する=良いことと短絡的に解釈してしまうのは危険である。

多動力という言葉がバズワードと化しつつある今、もう一度その言葉の定義と身につけ方を考察したい。

 

 

多動力とは?行動力との意味の違い。

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それぞれの言葉の世間で使用されている文脈を考慮すると、

行動力=論理的な判断の下、適切なタイミングで実行に移す能力。

多動力=面白そう、役に立ちそうだと感じたら即時的にとりあえず実行する能力。

と定義付けることが出来るのではないだろうか。

このような特性の違いから、それぞれの能力を身に付ける過程も異なってくる。

自分の今後のキャリアを考えた上で、行動力か多動力のどちらを優先的に身に付ける必要があるのかの判断は非常に重要である。

 

なぜ多動力が必要なのか。

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現代は、技術革新のスピードが速く、変化も激しい。

また、スマートフォンなどの普及により、得られる情報量も伴って増えてきている。

そんな時代を乗り越え、成功すると言われているのは1つの分野を100%極めた人材ではない。

80%ほどの成熟度で十分なので、そんな知識や技術を3つも4つも持ち、それらを相互作用させながらオンリーワンの存在に昇華させることのできる人たちだ。

何か特定のスキルを80%の成熟度に高めるのにはそこまで時間を投資する必要はない。

必要なのは面白そうだという興味関心と、すぐに行動に移せる能力、そう多動力である。

 

多動力の身につけ方

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それでは、どのようにすれば多動力を獲得することができるのだろうか。

元も子もない言い方になってしまうが、多動力は一種の生まれつきの才能であると言える。

というのも、多動力の根源となる多動性は、脳のドーパミン不足から起因する行動中毒の状態だと言えるからだ。

そして、この恒常的なドーパミン不足から引き起こされる行動中毒というのはADHDという脳の発達障害の人に特徴的な生まれつきの才能なのだ。

しかし、ADHDの人でなくても、習慣次第で行動中毒の状態になることは可能である。

これは人が中毒状態になる時のメカニズムを利用することで実現する。

ようは、行動することで、脳の報酬系を刺激し、ドーパミンが出るような状況を作り出せれば良いのだ。

脳が、行動すること=良いことと認識出来るように、行動することによる成功体験を短時間にいくつも積み重ねることで、それを実現することは可能になる。

例えば、雰囲気の良い雑貨店に飛び込みで入店する→お店の人と気が合って仲良くなる。といった具合だ。

最初は行動することに対する恐怖が働き、純粋な興味関心をそのまま行動に移すこと出来ないかもしれない。

それでも、面白そうな情報があれば反射的にそれに飛びこう。そして、ポジティブなリターンにのみ着目する癖を付けよう。

そうすることで、自ずと興味→行動→面白いという思考が脳に染み付くことだろう。

 

多動力を120%生かす方法

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前述したように、多動力とは面白そうという感情から行動を起こす能力のことである。

そのため、多動力によって引き起こされる行動は、科学的根拠に基づいていないため、行動選択の精度が低くなってしまうという欠点がある。

もちろん、多動力の本質はそこにはないのだが、どうせなら精度の高い行動を取れるようになれるとなお良い。

そこで、選択日記というものをつける習慣をオススメする。

選択日記とは、コロンビア大学の教授であるシーナ・アイエンガー氏が発案したもので、

・自分の行った選択
・そうするにいたった思考プロセス
・判断に用いた情報

を書き留め、その後、その判断について、

・結果を自分で評価
・なぜ、うまくいったか、いかなかったか
を考えるというものだ。

この日記を書く習慣を付けることで、情報を分類し、整理する能力が培われ、「選択」において同じ失敗をくりかえさないようになるという。

また、多動力によって行動量が増えると、それに伴いインプットされる情報がドンドン増えてくる。

大量にインプットされた情報をSNS、ブログ、YouTubeなどの媒体を通してアウトプットすることで、情報が整理、吸収され、多動力を最大限に生かすことが出来るだろう。

「思考を現実化する」鍵は毎日使うパスワードにあり。

夢や目標を叶えるためには何が必要だろうか。

そう。行動だ。

行動を起こすためには何が必要だろうか。

そう。動機である。

分かってはいるが、なかなか実行出来ないのが人間の性(さが)。

私は物心ついたころから、周りの環境に刺激、影響され続け、手を出し続けてきた。

そして、その熱意は長続きせず、全てが途中で頓挫し、20歳のころ自分が何も手にしていないことに絶望した。

しかし、今はその頃の自分とは違うと断言する自信がある。

なぜならば、「思考を現実化する」具体的な方法論を手に入れたからだ。

この方法は決して精神論でもなく、抽象的な理論でもない。

この記事を読んだ後、5分だけ時間を使うだけで、ゆっくりでも確実にじわじわと私たちの夢や目標を叶えてくれる方法である。

 

 

思考を現実化する具体的な方法

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これ以上もったいぶっても仕方ないので、簡潔にその方法を紹介する。

その方法とは、

自分の夢や目標を毎日使うパスワードに設定することだ。

スマートフォンのロック解除や、Webサービスのアカウントなど現代はあらゆる場面でパスワードが必要となってくる。

そのパスワードを自分の夢や目標に基づいて設定し直すだけで良いのだ。

例えば「年収1000万円になる。」という目標がある人は「nnsyu1000mn」のようにパスワードを設定すると良い。

恋人を作ることが1年以内の目標なのであれば、「1nndkibtwtkr(いちねんでこいびとをつくる)」などのパスワードが考えられる。

 

なぜこの方法が夢を叶えてくれるのか

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パスワードの設定を変更するだけで、夢を叶えるなんて胡散臭さを感じるだろう。

しかし、本当なのだ。私はTOEIC920点取得や独立など、この6年間で多くのものを得た。

また、今まで恋人が出来たことがない友人が、この方法を使った直後に職場恋愛をして、結婚までしまった。なんと、たったの1年半の間にだ。

この驚くべき達成率の秘密は、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」という書籍に隠されている。

発行部数は1億部を超えると言われているこの名著は中々のボリュームがあり、全てを実行するのは中々難しい。

しかし、要点を絞りに絞ると、つまりこうゆうことである。

夢を叶えるためには、とにかく質の高い行動を数こなす必要がある。その行動の根源は継続的な強い想いである。

そして、その想い=思考をコントロールするために、数多くの心構えや習慣が紹介されている。

まとめると、こうゆうことである。

ポジティブに明確に継続的に自分に言い聞かせろ。そうすれば全ては後からついてくる。

パスワードを夢や目標に基づいたものに設定することで、毎日平均で12,3回は強制的に頭の中でそれを思い浮かべることになる。

その行為を3ヶ月も続けてみると、非常に面白いことが起こる。

まるで、自分の夢や目標が近い将来起こることが確定しているかのように錯覚し、そのように振る舞い行動する。

自分の生活下で起こる全ての事象が、夢や目標にとってポジティブな影響を与えるものであると考えるようになるのだ。

 

守るのは3つのルールだけ

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このパスワードの設定法にはわずらわしいルールなどは存在しない。たった3つの簡単なルールを守るだけであとは自動的に夢を叶えてくれるのだ。

①夢や目標はある程度明確に設定する。具体的な数字や達成までの期間があるとよい。(ほとんどのパスワードが数字を使わなければならないため都合が良いだろう。)

②同時にいくつもの目標を持ち過ぎてはいけない。一度に持つ目標は2,3つに絞ろう。

③「〜しない。」などの否定を使った目標設定はやめよう。脳は否定語を理解出来ないため、あまりよい目標設定とは言えない。(例 ✖️浪費をしない ○ 節約をする)

 

以上のルールを守り、毎日使う電子機器やWebサービスのパスワードを設定するだけで、私たちの頭の片隅に設定された夢や目標はやがて潜在意識へと刷り込まれ、ゆっくりと確実に実現に向かっていくことだろう。

 

 

センスが良いと喜んでもらえるプレゼント選び。たった2つのツボ

人にプレゼントする時は実に慎重になる。

プレゼントを贈るほどの関係なのだから、ある程度大切な人である場合が多く、せっかく身銭を切るのだから喜んで欲しいという想いもあるためだ。

また、選んだプレゼントによって自分のセンスが試されている気持ちにもなり、なかなか選び切れないケースも多い。

今回は、私がプレゼントを選ぶ上で実践している2つの考え方をご紹介する。

この2つを押さえるだけで、プレゼント選びの基準が明確になり、しかも、相手に喜んでもらえる機会が増えた優れものだ。

 

 

相手の好きなものをプレゼントしてはいけない。

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「好きなものをプレゼントするな。」とはなんて暴論なのだ。と思われる方もいるかもしれない。

しかし、プレゼント選びの失敗の大半は、相手の喜ぶもの=相手の好きなものという間違ったイメージから引き起こされるケースが多い。

どういうことか。もっと正確に言うと、相手の方が自分より詳しいジャンルの物をプレゼントしてはならないということだ。

なぜならば、大抵の人は好きなものジャンルに関しては、人よりもこだわりが強い場合が多いため、そのジャンルに詳しくない一般人が選んだものではお眼鏡に叶わないケースが大半なのだ。

そのため、プレゼントを選ぶ際には、相手の趣味や嗜好の土俵でないジャンルのものを買うと失敗するリスクがグンと減る。

もっと言うと、自分の趣味に関連するもので、普通の人では発掘出来ないこだわりの品を選んであげると喜ばれる可能性が上がる。

 

高額品ではなく高級品をプレゼントする。

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プレゼントは高ければ喜ばれるというものではない。相手を喜ばせるのに、なにも数万円もする物を贈る必要はないのだ。

ただし、高級品を選択することは、非常に効果的なプレゼントを贈ることになり得る。

例えば5000円。5000円のチョコレートを貰ったら、私たちはどのように感じるだろう。

同額の商品券や財布などをプレゼントしてもらうより嬉しくはないだろうか。

それは、なぜか。

プレゼントを貰う人間は、プレゼントその物の価値や機能よりもプレゼントによってもたらされる非日常感や特別感を求めていることが多いことが第1の理由だ。

この非日常感や特別感を演出するために、人々はサプライズやハンドメイドの作品をプレゼントしたりする。

その手法の1つとして、高額品ではなく高級品を贈るというのが効果的かつ簡単な手法なのだ。

高額品というものは、単に価格の高いものを指す。ブランド財布などが典型的だろう。

それに対して、高級品というものは、ある特定のジャンルに限定した時、価格が高いものでは指す。例えば、普段購入するチョコレートが100円〜300円の価格帯であるとすると、5000円のチョコレートというのは高級品と考えることが出来る。

高級品というものは、よっぽどの興味やキッカケにがない限り、なかなか購入する機会が少ない。

つまり、自分の普段の生活の範囲では手にする機会がほとんどないのだ。

すると、高級品をプレゼントされると、それだけである種の非日常感や特別感を味わうことが出来る。

そのため、プレゼントを購入する時は高級品を選ぶとそれだけで、成功の確率が一気に高まるのだ。

 

まとめ

・プレゼントは自分の得意なジャンルの商品を選んで贈ると良い。

・高級品を選ぶことで、非日常感や特別感を演出しよう。

 

 

【1stアルバム THE BULE HEARTS編】心が奮い立つブルーハーツの名歌詞に想う

日本最高のロックンロールバンドであるTHE BLUE HEARTS。

彼らの魅力は数多くあるが、その中でもファンの心を掴んで離さないのは、彼らの曲の言葉の力強さである。

私もブルーハーツの歌詞の優しさ、力強さに心を鷲掴みにされている。

そのため、再度ブルーハーツの曲たちと向き合うための時間をとる意味も込めて、ブルーハーツの全曲の感想や解説を書いていきたいと思う。

まず、今回は彼らの1stアルバムである「THE BLUE HEARS」から12曲の紹介だ。

 

 

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未来は僕らの手の中

生きてることが大好きで

意味もなくコーフンしてる

一度に全てをのぞんで

マッハ50で駆け抜ける

これほどまでに「生きること」に前のめりで肯定的な姿勢があるだろうか。

人生はいつか必ず終わってしまう。

そのことを誰よりも意識しているからこそ、たった一度の人生を決して無駄にしてはいけない。

この「未来は僕らの手の中」のみならず、真島昌利(以下マーシー)と甲本ヒロト(以下ヒロト)は一貫して人生に対してこのような態度で臨み続けている。

他人の人生ではなく、自分の人生に向き合い大切にしよう。

知識や疑似体験ではなく、泥臭くてもリアルな経験を積み重ねていこう。

自分のやりたいこと、好きなこと、信じることに、なるだけの時間と労力とお金を捧げよう。

ブルーハーツの魅力とは徹底したリアル主義であり、この考え方こそがファンを惹きつけているのだろう。

「未来は僕らの手の中」はそんなブルーハーツの生き様を凝縮した一曲である。

 

終わらない歌

大衆の一般化された考え方や風潮、年相応の立ち振る舞い。

これらは常識的な社会人にとって必ず身に付けてなければならないものであり、社会で上手くやっていくために守らなければならない不文律のようなものでもある。

しかし、マーシーにはそのような考えは一切なかった。それもそのはずだ。

誰の意見にも影響されない本当の自分を追求すると、世の中のほとんどとは相容れない。

すると、世の中からは否定され、ひとりで闘う日々が続く。

いつの時代も真の挑戦者の姿とはこのようなものなのだ。

終わらない歌を歌おう クソッタレの世界のため
終わらない歌を歌おう 全てのクズ共のために
終わらない歌を歌おう 一人ボッチで泣いた夜
終わらない歌を歌おう ・・・・あつかいされた日々

力強く、繰り返し、私たちを邪魔するものを跳ね除け、希望の道を敷いてくれている。

この「終わらない歌」はこのように、挑戦者の勇気と覚悟に対して賞賛と敬意を表する歌である。

 

 

NO NO NO

「俺はその意見には乗らないよ。」

「俺はその考えに票は入れないよ。」

「俺はその行進には参加しないよ。」

正しくない。楽しくない。優しくない。

それじゃあダメだと思うことには声に出して「NO」という意思を示さなければならない。

見て見ぬフリは消極的な賛同であり、それが蓄積すると自分の意見が少しずつ殺されていく。反骨心が消えてゆく。

どこかの爆弾より
目の前のあなたの方が
ふるえる程 大事件さ
僕にとっては

時には常識外れで、自分勝手なこともあるだろう。それでも批判を覚悟で声にする。

空気が読めない?無謀すぎる?無知すぎる?そんなことは関係ないと言わんばかりに堂々と「NO NO NO」と世の中に発する。そんな歌だ。

 

パンク・ロック

今までの好き嫌いの基準が全て吹き飛ぶような瞬間が誰の人生にも一度はあるだろう。

友達ができた 話し合えるやつ
何から話そう 僕のすきなもの
僕 パンク・ロックが好きだ
中途ハンパな気持ちじゃなくて
ああ やさしいから好きなんだ
僕 パンク・ロックが好きだ

出会った全ての人に思わず話してしまうようような、自分の生き様を象徴するような。とにかく好きで好きでたまらないものがあるだろう。

甲本ヒロトはそれがパンクロックだったのだ。

その愛を一曲歌にして、ただパンクロックへの想いを表現したい。

それ以上でも、それ以下でもないシンプルな愛の歌と言えるだろう。

 

世の中の揃った行進の列から外れた者にしか分からない孤独感や無力感がある。

街にはアスファルトやコンクリートのように冷たくて、毒ガスのように無責任で攻撃的な奴らばかりだからだ。

それでも、そんなあなたと同じ境遇の中、自分の歩幅とリズムで行進をしているヤツもいる。

耳を澄ませばそんな足音が聞こえてくるだろう。

命のあるかぎり 忘れてはいけない
今しかぼくにしか できないことがある

「決して孤独じゃない。」

「決して間違っちゃいない。」

そんな言葉を力強く語りかけてくる歌。

 

 

少年の詩

「こんなイタズラをしたら大人達はどんな顔をするだろう。」子供のころ誰もが頭によぎったことがあるだろう。

世界中をアッと驚かせるようなアイデアも、少年の無力さと不器用さでは無に帰してしまう。

そんな悔しい思いを誰もがしてきたのではないだろうか。

誰もが持つ「反骨心」を青春時代の 不器用さと青臭さを象徴にして歌い上げたこの歌は、聴いた人に青春時代のエネルギーを与えてくれる。

心にナイフを持って、とにかく現実に抗っていた日々を、

「少年の声は間違っちゃいない」と優しく肯定してくれる。そんな一曲だ。

僕やっぱりゆうきが足りない「I LOVE YOU」が言えない
言葉はいつでもクソッタレだけど 僕だってちゃんと考えてるんだ
どうにもならないことなんて どうにでもなっていい事
先生たちは僕を 不安にするけど
それほど大切な言葉はなかった

誰の事も恨んじゃいないよ ただ大人たちにほめられるような
バカにはなりたくない
そしてナイフを持って立ってた

少年の声は風に消されても ラララ………
間違ちゃいない

 

爆弾が落っこちる時

初期衝動。

好きだという想い。

単純な好奇心。

行動基準は至極シンプルなものでいい。他人に話せば笑い飛ばされるくらい子供染みたものでいい。

その方が爆発力があり、長続きもするパワーを秘めている。

それなのに、大人になるにつれ行動するために余計なものが付いて回る。

いらないものが多すぎる

慣習、人間関係、見栄、建前、お金。

人の行動を抑制する脅威的な爆弾だ。

そんな爆弾が落っこちる時、私たちは何が出来るだろう。声を上げることが出来るだろうか。

 

 

世界のまん中

世界のまん中で生きていくのは、非常にリスキーで覚悟のいる生き方である。

誰の人生でもなく、自分が主演の人生。

痛みも、悲しみも、苦難も、すべて真正面からぶつかっていかなければならない。

だからこそ、その先に待っている夢や希望、幸せを頭のてっぺんからつま先まで全身で感じることが出来る。

自分の欲に素直に生きるのは勇気がいる。失敗=自分の存在意義の否定、に繋がってしまうためだ。

生きるという事に 命をかけてみたい
歴史が始まる前
人はケダモノだった

人間が現代みたいに賢くなる前、私たちはもっと自分の生活に命懸けだった。

もっと前のめりで、もっとアクティブで、もっと本能的で。

世界のまん中で生きていく恐怖は皆が感じるもの。

何かに心が動かされ、立ち向う時、この曲は、その恐怖を乗り越える勇気と自信を与えてくれるだろう。

 

裸の王様

学歴や経歴、過去の実績や名刺の肩書き。

私たちは人の持つステータスによって人をインスタントに評価してしまう。

人の印象は出会った始めの数秒で出来上がってしまうが、人の本当の姿は見た目やステータスからは想像出来ないくらい奥が深いものである。

長い時間を共有して、腹を割って話して、感情を剥き出しにして、そうしてようやく少しだけ理解出来るのが他人というものだ。

今夜 僕は叫んでやる 王様は裸じゃないか

まず、勇気を出して「お前は裸の王様なんじゃないのか?」と叫ぶ。

そうすることで、少しでも世の中の本質に近づくことが出来るのではないか。

 

ダンス・ナンバー

ダンス・ナンバーで 踊り続けよう
くだらない事は たくさんあるけど
誰かが決めた ステップなんて
関係ないんだ デタラメでいいよ

カッコ悪くたっていいよ
そんな事問題じゃない
君の事笑う奴は
トーフにぶつかって 死んじまえ

このアルバムでは唯一の他者へ向けた応援ソングとなっている。

しかし、視点は変わってもマーシーのメッセージは一貫して変わらない。

「自分のやりたいことをやれ。」

ということだ。

そして、言葉の節々からマーシーの他者への優しさや思いやりが感じられる。

自分のことを歌う時以上に、

「やりたいことをやれ。」

「周りのことは気にしなくていい。」

「下手くそでも、ダサくても俺は肯定するぜ。」

というような、人と違うことを肯定的に積極的に捉える言葉を多く使用している。

さらに終いには「死んじまえ」という少し攻撃的な表現。

自分の大切な人の生き方を、否定する奴は自分のことを否定する奴以上に許せないというマーシーの気持ちが見え隠れする表現だ。

 

 

君のため

この曲は若く青い恋愛を、無駄なレトリックやカッコつけた言葉を使わずに、これでもかというくらいにド直球に表現している。

それゆえ、曲全体を通してぎこちなくて、どこか稚拙な表現が目立つ面もある。

しかし、それがブルーハーツなりの恋愛ソングであり、繊細な表現で綴った愛の言葉よりも味わいがあるのだ。

「好きです 誰よりも 何よりも
 大好きです ごめんなさい
 神様よりも 好きです」

曲中で使用される「ごめんなさい。」という言葉は、この歌を特徴づける表現と言っても過言ではないだろう。

若く、無力で、自分勝手で、儚い恋かもしれない。そんなことは分かっているけど、ただこの瞬間はあなたのことが好きなんだ。

そんな気持ちがこの「ごめんなさい。」という一言に凝縮されている。

 

リンダ リンダ

今までとは違う。

今までには全く抱いたことのない感情を誰かに抱いたら、私たちはどのような表現をするだろう。

愛という表現は使いたくない。恋という表現も当てはめられない。今までと同じにしたくないから。

愛じゃなくても恋じゃなくても君を離しはしない
決して負けない強い力を僕は一つだけ持つ

うまく言葉に出来なくても、たった1つ確信していることがある。

それは「あなたとずっと一緒にいたい。」という気持ちだ。

ドブネズミの美しさを知ってしまった時、人は「リンダリンダ」で綴られているような気付きを得るのだろう。

 

おわりに

このアルバムは1stアルバムのためか、全体を通して、勢いがあり前向きでストレートな曲が多い。

それゆえ、聴いた途端に若い気分へと戻れるアルバムとなっている。

ブルーハーツの歌詞に勇気付けられた、10代。そんな気持ちにいつでも戻れるのだ。

 

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なんでもいいから起業したいなら、無名中小企業で新規営業を3年やれ!

THE・ゆとり世代に典型的な考えなのだろうか。

私の大学時代の友人には「起業をしたいがどうすればいいか分からない。」という人間が多い。

かく言う私も、その類の人間のうちの1人であった。

ところで、私は大学時代に1度起業を経験し、今はフリーランスとして生計を立てている。

そのためか「起業をしたいorフリーランスになりたい。」という相談をよく受ける。

そして、その手の相談をしてくる人は総じて、起業というものは「多額の資金」と「世の中をアッと言わせるイノベーション」の2つが必要であり、ハードルが高く、同時に華やかなものである考えている。

しかし、ほとんどの人はエンジェルや銀行から資金を集められるほどの信用や実績、技術力、アイデアはない。

だから、私のような日々の生活をなんとかこなせるほどの稼ぎしかないフリーランスに相談してくるのだろう。

 

起業に少しでも近づく為に

そのような、人たちに向けて伝えてることは「無名中小企業で、新規開拓の営業を経験しろ。」ということである。

なぜなら、

・資金がなくプロモーションが充分に出来ない。

・凡庸なアイデアしか持っていない。

・実績も信用もない。

・常に数字を意識しながら働かなければならない。

という状態で利益を出さなければならない点で、無名企業の営業マンとスタートアップの社長とでは立場が似ているからだ。

もちろん、理想的なスタートアップの方法は、アイデアがあり、それを実現するためのリソースがあることである。

現に、私の知り合いでも、学生時代に音声認識のプログラムの技術で投資家から資金を集めて起業した人がいる。

しかし、そんな人間はごく一部であり、私のような凡人は少資金でスタートアップする他なかった。

となると、独立直後はとにかく目先のキャッシュを貯める方法を考えなければならなかった。

 

そんな時に役立ったのが、大学時代にインターンで1年半、その後新卒で入った会社で2年していた営業職の経験だった。

どちらの会社も一般的な知名度は非常に低く、新規開拓のテレアポや営業は非常に根気が必要となるものだった。

そして、2,3ヶ月して仕事に慣れてくると、

「会社の看板使わずに、これだけ粗利出るほど売れるんだったら、独立してもやっていけるのではないか?」

と考えられるようになってきた。

実際、フリーランスになった直後でも食べるのに困らないほどの収入を得るのには苦労しなかった。

 

大手企業で起業イメージがつかない理由

大企業に勤めていたら、こうはいかなかっただろう。

営業として大成したとしても、それが自分の実力なのか、会社の看板のおかげなのか分からないからだ。

会社の看板、つまり、知名度や信用の力は末端の営業社員が想像する以上に大きく、大企業は看板の力だけで中小企業とは比べものにならないほどの見込み客を形成しているのだ。

それを理解出来ずに、自分の営業成績=自分の実力と勘違いしてしまい、失敗した大企業出身の起業家を何人か見てきた。

また、常に会社の売り上げを意識させられ、粗利率や経費などを念頭に置きながら、営業という仕事に携われた点も良かった。

仕事は与えられるものではなく、自分から取ってくるものという考え方とその術を身につけることができ、給与とは働いた時間や費やした労力に対して支払われるものではなく、利益貢献に対して支払われるものというマインドが自然と形成された。

そのためか、独立に対する抵抗もほとんどなく、独立後にサラリーマン時代とのギャップを感じることもほとんどなかった。

私が特に何か優れた長所がないにも関わらず、独立して生活を出来ているのは、間違いなく無名中小企業で営業をしていたおかげだろう。

 

まとめ

もし、なんの技術も知識もアイデアもないが独立して生活したいという方がいたら、

・一般的な知名度がほとんどない。(=プロモーションにほとんどお金をかけていない。)

・新規開拓営業に携わることが出来る。

・営業数字にうるさい。(ただし、無理なノルマを押し付けるのではなく、KPIの設定や利益率の向上などに厳しい。)

以上のような条件を満たす企業で経験を積むことをお勧めする。

1年も経験を積めば、とりあえず独立して自分の日銭を稼げる程度の実力とマインドが身につくはずだ。