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質の良い情報を超効率的に集める3つの鉄則と4つの具体的方法。

現代、グローバル化や技術革新によって目まぐるしく状況が変化している。

それに伴い、世の中には嘘本当に関わらず非常に多くの情報が錯綜し、高度情報化社会とも言われるほどだ。

そんな世の中を生き抜くためには情報に対するリテラシーと適切な意思決定を行う手段を身につけなければならない。

そのためには、まず質の良い情報を出来るだけ多く集めることが必須である。

この記事では、情報収集をする上での鉄則と効率の良い方法を紹介する。

 

 

情報収集3つの鉄則

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常識は必ず抑える

情報収集をするうえで、誰もが陥る間違いとして、高度な専門知識や最先端の知識を真っ先に身に付けようとしてしまうということがある。

しかし、まず第一に必要なのは誰もが知っている情報を抜け目なく取り入れることである。

主な理由は3つある。

①情報の発信者は、受け手がある程度の一般常識を持っていることを前提として、情報を提供することが多く、その常識を知らないと情報を充分に理解できないばかりか、間違った解釈をしてしまう可能性があるため。

②コミュニケーションをする際に、一般常識の無さが露呈してしまうと、それだけで立場が不利になってしまうため。

③一般常識というものは、より高度な専門知識や本質的な情報が顕在化したものであり、一般常識を知っておくとその後の情報収集が効率良く出来るようになるため。

以上の理由から、まずは一般常識を身につける習慣を身につけることが優先である。

 

目的に縛られて過ぎてはいけない

ビジネスを有利に進めるため、人とのコミュニケーションを円滑にするため、スキルアップをするため、など情報を集める目的は人それぞれだ。

ある程度は目的に沿った情報を得るように意識しなければ、自分が活用することの出来ない情報ばかりが集まってしまい、時間や労力の無駄になりかねない。

しかし、あまりにも目的に縛られて情報を得ようとしてしまうと、自分にとって都合の良い情報や偏った知識しか得られない。

そもそも、自分に必要な情報を過不足なく収集できる能力があるのであれば、情報収集の効率性など求める必要もない。

いつどんな知識が役に立つか分からないからこそ、出来るだけ多くの情報を消化する必要があるのだ。

そのため、あまり目的にとらわれ過ぎず、出来るだけ幅広い情報に触れる意識を持つことが大切である。

 

客観的な事実と主観的な解釈を区別する。

客観的な事実とは、誰がいつ見ても変わることのない情報のことである。例えば、数的なデータや化学的根拠に基づいて定義がしっかりと定められている性質などがある。

そして、主観的な意見とは、客観的な事実をもとにして発信側の感情、経験、その他の情報、利害関係による解釈され発信された情報のことである。

この2つの違いを区別することをしないと、誤った情報に振り回されたり、自分にとって不利益になる情報を信じてしまうこととなる。

上手く情報を活用するためには、「情報の発信者は客観的な事実をもとに主観的な意見を発信しているのだ。」ということを理解したうえで情報に触れる意識をする必要がある。

 

質の良い情報を効率良く集める4つの方法

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ポッドキャストやオーディオブックを二倍速で聴く

ポッドキャストやオーディオブックは、音声で情報を得ることができるため、満員電車や徒歩中など本が読めない時であっても新しい情報に触れることができる。

また、言語情報であれば、聴覚で受け取った方が視覚で受け取るよりも約3倍も収集効率が良くなるのだ。

そのため、ポッドキャストやオーディオブックは、利便性や効率性に優れた情報収集の手段である。

さらに、大抵のポッドキャストやオーディオブックには倍速再生機能がついている。これを活用して、2倍速で音源を聴くことで、速聴の効果により集中した状態で情報に触れることができる。

また、時間当たりの触れる情報も2倍になるため、情報収集の効率が格段に向上するのだ。

 

本屋に立ち寄る

本屋は最高の情報収集の場である。それも、出来るだけ大きい書店を2,3店舗回ることが望ましい。

そこで意識して欲しいのは、その書店のレイアウトや販促ポップだ。

というのも、大きな書店では大手の出版卸がコンサルに入っている場合が多く、流通量などに基づいたマーケティングの戦略がしっかりと取られていることが多い。

つまり、大きな書店で大々的にコーナーが作られていたり、目立つようにレイアウトされている書物のジャンルは、今現在世の中に必要とされている情報である可能性が高いのだ。

いくつかの本屋をまわって、共通して目立つようにレイアウトされているジャンルがあれば、その分野の情報を意識して集めてみると先見的な情報を得られるだろう。

 

 

人と会話する

双方向のコミュニケーションでは、新聞やテレビなどのマスメディアとは異なった性質の情報を得ることが出来る。

例えば、情報の発信者が受信者の知識レベルや興味・関心度、置かれている状況を即時的に把握することが可能であるため、テレビやインターネットなどの一方向の情報伝達とは異なり、発信者側によって情報がその場でスクリーニングされ、自分にとって必要な情報が短時間で手に入れられる。

また、公的な情報発信の際には、情報のソースや表現に責任義務が生じるが、クローズドな会話ではさほど意識されることはなく、ぶっちゃけ話やオフレコの話などの情報を仕入れることが出来る。

もちろん、情報のソースが曖昧な分、解釈の偏りや嘘が存在することを見抜く情報リテラシーが重要となってくる。

 

海外ニュースを翻訳する

もちろん、日本でも海外で起こったニュースや出来事は報道されている。しかし、日本人にとって海外の出来事は関心が低いため、よほど主要なニュース以外は日本語で提供されることは少ない。

また、日本のメディアを通すと、どうしても日本の文化、法律、風習などのフィルターを通した上での報道となり、一次情報とは異なったニュアンスで伝わってしまうことが多い。海外で活躍するスポーツ選手などの報道では、この傾向が顕著現れる。

海外の出来事を出来るだけ幅広く、正確に把握するためには、外国語のニュースをスラスラと読めるほどの語学力があることが望ましい。

しかし、よほどの語学力でなければ、正確にニュースを読み取ることは困難であり、非常に時間もかかる。そこで、Google翻訳などのフリーの翻訳サービスを利用することをお勧めする。

現在の翻訳サービスは非常に発達しており、外国語のニュースをコピー&ペーストするだけで、6.5割〜8割の精度で情報を読み取ることが可能であるのだ。