バイタリティ溢れる毎日を過ごすのに必要な3つの神器!!
休みの日の布団は私たちのやる気をことごとく奪ってゆく。
まるで、布団に手足を掴まれているかのように動けずに、休みの日はダラダラしたい。
もともと、私はバイタリティに欠けていると自覚している。
ただ、こんな私だが、休みの日は外に出かけてバンド活動や野球に興じたり、そうでなくても、家で読書や勉強をしたりなどそれなりに活発に活動している。
思いのままにダラダラと過ごせることはとても幸せなことだが、活発に動けるのであれば、それはより幸せなことだ。
何かアクションを起こせば、新しい出会いや興味を引くものに出会える可能性があるのだから。
なぜ動きたくないと思ってしまうのか
なぜやる気が出せずに休みの日を布団の中で過ごしてしまうのだろうか。
それはすごく簡単な理由からである。
私たちは、しばしば何か行動を起こすことが割りに合わないと感じてしまうためである。
例えばある日曜日、映画を観に行くとしする。
そうすると、それを達成するまでに色々とやらなければならないことが出てくる。
布団からでる、ご飯を食べる、シャワーを浴びる、着替える、歯を磨く、コンタクトをつける、支度をする、車で映画館まで向かう。
ここまでして、ようやく映画鑑賞にたどり着けるのだ。
しかも、その映画は鑑賞し終わるまで面白いかどうか分からないとても不確実なものだ。
そんな不確実なことのために、一連のアクションを起こすのはとても割りに合うものではないと判断して、私たちは布団に残るという選択をしてしまう。
行動することは短期的には不合理だが長期的に合理的である
ただ、この「布団で寝て過ごす」という選択は長期的には不合理なものである。
先ほど述べたように何か行動を起こせば新しい可能性に出会うことができる。
その日は何もなくても、毎週末外に出かけたり、家で何かを作ったり、本を読んだりしていれば、1年後には大きな財産になっているはずだ。
行動が起こせない理由はもう分かっているのだから、後はどうすれば無理なく行動を起こせるか考える必要がある。
バイタリティを身に付けるための3つの神器
興味
大人になるにつれて、なにかに興味を持つことのパワーを思い知らされる。興味というのはイコール物事への期待感とも言える。
今、自分が直面していることに対して、期待感があるかないかの違いがその物事から得られるものの質や量の違いに大きく関係する。
さらに、これが読書や映画鑑賞などではなく、スポーツやアートなど自分が能動的に働きかけるようなものであると、パフォーマンスの向上にも繋がる。
つまり、直面している物事に興味を持つ習慣を身に付ければ、得られる結果の不確実性も解消され、行動を起こすことに繋がるのだ。
フットワークの軽さ
フットワークの軽い人というのは行動を起こすことへのストレスがない人のことを指す。
では、人はなぜ行動に対してストレスを感じるのだろうか。
これは今起こそうとしている行動を過大に見積もってしまうことが原因である。例えば、先ほどの映画鑑賞へ行く例で言うと、布団からでる〜車で映画館まで向かう、までの一連の行動をひとまとめの行動として考えているため、なかなかその行動に踏み込めない。
目的までの行動を分割して考えて、段階的に行動していくことでこの問題の半分は解消される。
そして、もう1つの解決策としては、普段考えて行動していることを考えなくても出来るようにルーティン化することが挙げられる。
例えば、私は朝ごはんを作ったり、服を着替えたりすることをルーティン化している。
朝ごはんの献立を考えたり、着替える服を考えたりなどという日常の小さな意思決定は意外とストレスになっていることがある。
なので、毎朝食べるもの、休みの日に着る私服をあらかじめ決めておくことで、その意思決定におけるストレスを最小限にとどめることが必要なのだ。
私の場合は、朝はヨーグルトにバナナを入れたものを食べ、私服はリーバイスの501にラルフローレンの白シャツ、靴はDr.マーチンと決めている。
これで、日々の行動の小さなストレスがなくなり、フットワークを軽くすることが可能だ。
体力
これは言わずもがなである。
なぜ活発に動けないかというと、結局は疲れてしまうからである。
子どもなんかは毎日運動しているから体力もあり、大人から見ると信じられないくらいに活動的に映る。
体力的に疲れてしまうと次の日にも支障をきたしてしまう。そうなると家でダラダラするという選択をしてしまうのだ。
この解決は至極単純なものだ。
運動を習慣にすれば良いだけである。1日5分でも十分に効果がある。
腕立て伏せと腹筋とスクワットを30回づつなら5分から10分もあれば出来てしまう。
3週間も続ければ、普段の生活ではまず疲れなくなる。
また、毎日の運動を習慣にすることで、やる気を司る脳内物質であるドーパミンやノルアドレナリンが分泌されやすくなり、自然と活動的な性格になることもできる。