Being Log

「ああなりたい!」を応援するメディア

オセロでできる新感覚の遊び。「警察と泥棒ゲーム」の遊び方!

将棋やトランプとは異なり、オセロは遊び方のバリエーションが少ないため、リバーシ以外の遊び方をしたことがない人がほとんどではないだろうか。

しかし、せっかくオセロ盤があるのなら、ひとつ遊び方しか知らないのは非常にもったいない。

そこでこの記事では、私が考案した「警察と泥棒」というオセロ盤を使ったゲームを紹介する。

 

警察と泥棒のルール


概要

オセロの黒と白の駒を警察と泥棒に見たてて遊ぶ。
警察側のプレイヤーは白の石を、泥棒側のプレイヤーは黒の石を利用。
警察は泥棒の周りの全8マスを囲めば勝ち。

逆に泥棒は警察から逃げ切れば勝ちとなる。

 

遊び方の手順

①オセロ盤とプレイヤー2人を用意。
f:id:tama1992:20170218232231j:plain

このゲームでは一般的な8×8のオセロ盤を利用する。
普通のオセロとは異なる動きをするため、アプリなどでは対応出来ないので、実物のオセロ盤を用意して頂きたい。
また、このゲームは2人用であるが、工夫次第で2人以上でもプレイ出来るかも知れない。

②警察側のプレイヤーには32個の石、泥棒側のプレイヤーには1個の石を割り当てる。
f:id:tama1992:20170218233333p:plain

基本的には、警察側のプレイヤーは32個の石を利用。
難易度を調整するために、警察側の石をあらかじめ変更しても構わない。
ゲームの性質上、警察側は石が多いほど有利になり、逆に少なければ不利になる。

③泥棒側がまず盤に石を置く。

f:id:tama1992:20170218235252p:plain
基本的にこのゲームは泥棒側が先行となる。
何も置いていない状態のオセロ盤に黒石を置く。

64マスのどこにおいてもOKだが、泥棒側は警察に取り囲まれないようにすることが目的なので、なるべく真ん中に置くのがベストである。

④警察側が盤に石を置く。

f:id:tama1992:20170218235455p:plain
次に警察側は白石を盤に置く。これもどこに置いてもOKだ。
警察側の目的は泥棒側の黒石の周りを全て白石で取り囲むことなので、それを考慮して石を置く必要がある。

⑤泥棒側は1ターンに1マス動かし、警察側は1ターンに1個の石をマスに置ける。
f:id:tama1992:20170218235804p:plain

f:id:tama1992:20170219000043p:plain
この「警察と泥棒」はターン制のゲームである。
泥棒は警察から逃げるために1ターンに1マス動かし、警察は泥棒を取り囲むために1ターンに1個の黒石をマスに置く。

⑥警察が泥棒を取り囲むか、警察の石がなくなったらゲーム終了。
f:id:tama1992:20170219000652p:plain
⑤の手順を繰り返していき、警察側の白石が泥棒側の黒石の周りを全て取り囲むor角や端っこに追いやったら警察側の勝利。
上記の状態になる前に警察側が初めに用意した32個の石がなくなれば、泥棒側の勝利となる。

 


それぞれのプレイヤーに与えられた特殊スキルがゲームをさらに奥深く。


さらにゲームを面白くさせるために、警察と泥棒は特殊スキルが与えられている。


警察の特殊スキル


特別増員

警察側のプレイヤーは、本来1ターンに1個の石しか置けないが、このスキルを使えば1ターンに2個の石を置くことが出来る。


麻酔銃

このスキルを使用した直後の3ターンは泥棒側はスキルを利用することがで出来なくなってしまう。


囮捜査 

警察側のプレイヤーは泥棒側の黒石を自由に3マス動かすことが出来る。白石を飛び越えることは出来ません。

 
泥棒側のスキル


ダッシュ


このスキルを使用したターン、泥棒側は黒石を2マス動かすことが出来る。


変装

泥棒側のプレイヤーは自分の黒石をひっくり返して白石にする。
そして、次のターンに好きな白石をひっくり返して黒石にし、その後はその石をを泥棒側の石としてプレイする。


窃盗

泥棒側のプレイヤーは警察側の白石を3つ排除することが出来る。

プレイヤーはこれらの特殊スキルを各1回づつ利用することが出来る。


シンプルが故に自由度の高いゲーム設定


このゲームはまだまだ出来たばかりの発展途上の遊びである。
しかし、このゲームのシンプルさと奥深さは遊んだことがある者には理解できる魅力的なものとなっている。
ゲームの難易度を調整するために、新たに自分たちでスキルを考えるもよし。石の数を変えるもよし。
プレイヤーが遊びながらルールを作り上げていくことができる無限の可能性を秘めたゲームなのだ。
普通のオセロに飽きたというあなたに是非プレイして欲しい。